バリューサーバーにWordPress引っ越し移転 ブログサイトデータバックアップ手順とエラー回避

2017年6月10日

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hogehogeというレンタルサーバーで管理していたWordPressデータを、バリューサーバーに移転しました。

(全ての手順が真であるという確認はしていません。時短で移転できる方法が他にあったとしても… ここでは、WordPressを簡単にインストールできるバリューサーバーの機能を使ってみるとどうなるかの記録です。バリュードメインでバリューサーバーのプラン選択、本登録後に移転作業をしました。)


目次

  1. 移転前のhogehogeサーバーですること
    1. hogehogeサーバーにあるWordPressのファイルを、FileZillaでバックアップ
    2. hogehogeサーバーのデータベースをバックアップ
  2. 移転先のバリューサーバーですること
    1. バリュードメインでドメインを登録
    2. バリューサーバーにドメインを設定
    3. データベースを作成
    4. バリューサーバーに新しいWordPressをインストール
    5. バリューサーバーから管理画面とサイトのURLの通知
    6. バリューサーバーに移転するWordPressファイルをインストール
    7. バリューサーバーに移転するWordPressデータベースをインストール
    8. 2-4で設定した接頭辞’wp_test_’のデータベース削除
    9. データベースの管理画面URLとサイトURLを変更
    10. データベースのURL書き換え
    11. 投稿内容の反映確認と、画像のURL書き換え
    12. バリューサーバーに移転したサイトをSSLサイトにする
  3. バリューサーバーのIPアドレスで動作確認
  4. ドメイン管理会社の管理画面ですること
  5. まとめ
  6. 補足 バリューサーバーのプラン選択

1. 移転前のhogehogeサーバーですること

1-1. hogehogeサーバーにあるWordPressのファイルを、FileZillaでバックアップ

FileZilla

ホスト名、ユーザー名、パスワードを入力し、hogehogeサーバーに接続して、WordPressのファイルを自分のパソコンのデスクトップなどに保存します。この時、WordPress管理画面へのログインURLを変更するプラグインなど、移転に伴い不具合が生じそうなプラグインは削除します。

1-2. hogehogeサーバーのデータベースをバックアップ

MySQLデータベースがあるphpMyAdminにログインして、移転するWordPressのファイルに対応したデータベースをバックアップします。

バックアップするデータベースを探す方法は、データベースの1行(=テーブル)に示される名前の接頭辞(例: wp_xxxxの「wp_」部分。)に注目します。この接頭辞と、WordPressのwp-config.phpファイル(上記1-1でバックアップしたファイルの中にあります。)に書かれてある「$table_prefix = ‘wp_’;」の「wp_」が同一であることを確認します。同一であれば、ファイルとデータベースが対応しているということです。

phpMyAdminの「エクスポート」を選択し、「詳細」を選びます。エクスポート対象のデータベースを複数選択し、生成オプションの「CREATE DATABASE / USE コマンドを追加する」「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT / TRIGGER コマンドを追加する」にチェックを入れて、エクスポートします。

xxxx.sql という名前のファイルが作成されますので、パソコンのデスクトップなどに保存します。


2. 移転先のバリューサーバーですること

2-1. バリュードメインでドメインを登録

バリュードメインでドメインの登録とDNS設定をします。

VALUE-DOMAIN.COM(バリュードメイン)は、ドメイン登録代行を提供するドメイン総合サービスです

バリュードメイン > コントロールパネル > 無料ネームサーバー > 他社登録しているドメインを登録

ドメイン登録後、

バリュードメイン > コントロールパネル > 無料ネームサーバー > ドメインのDNS設定

登録したドメインの行の「編集」から、「当サービス内サーバーの自動DNS設定」で、「選択してください」を押します。新規登録時に付与されたバリュードメインのアカウント(例: ××.valueserver.jp)を選び、保存ボタンを押します。

2-2. バリューサーバーにドメインを設定

バリューサーバー > ドメインの利用 > ドメインウェブの設定

httpから始まるURLのサイトを、SNIを使用したSSLサイト(httpsから始まるURLのサイト)にする時は、「ドメイン(IP:×××.×.×××.××)情報入力」の下の欄に、ドメインを入力します。

例: http://××××.com を https://www.××××.com にする場合は、独自ドメイン ××××.com の下の欄に、サブドメイン www.××××.com を入力、××××.com の右の欄には、転送先の http://www.××××.com を入力します。「www」を付けない時は、××××.com のみを入力します。

2-3. データベースを作成

データベースを作成します。

バリューサーバー > データベース > MySQLの追加・編集

MySQLの追加・編集の「選択」にチェックし、パスワードを設定し、作成ボタンを押します。ユーザー名とパスワードは、WordPressを新規にインストールする時に必要です。

2-4. バリューサーバーに新しいWordPressをインストール

ここでインストールするのは、移行予定のWordPressファイルではありません。新規の(デフォルトの)WordPressパッケージです。

バリューサーバー > CMSインストール > WordPress

デフォルトの新規WordPressパッケージをインストールします。(移転予定のWordPressデータではありません。)

「設置場所・パス」に 2-2で設定したドメインを入力します。/public_html/www.xxxx.com となります。「www」が付かない、xxxx.com のみ設定しているのなら、/public_html/xxxx.com になります。

入力後は、インストールボタンを押します。インストールができているかの確認は、

バリューサーバー > FTP > ファイルマネージャ > ファイルマネージャにログイン > public_html フォルダ > www.xxxx.com フォルダ

www.xxxx.com フォルダの中に、新規のWordPressがインストールされています。インストールを確認後、

バリューサーバー > CMSインストール > WordPress

「設置場所・パス」に 2-2で設定したドメインを入力し、「開く」を押します。

WordPressを設定するための、グレーの背景の新しい画面が出てきます。データベース名(2-3参照)、ユーザー名(2-3参照)、パスワード(2-3参照)、データベースホスト名(localhost)、テーブル接頭辞(インストール予定のデータベースの接頭辞以外のものにします。例: ‘wp0001_’ という接頭辞のデータベースをインストール予定なら、‘wp0001_’ ではなく、’wp_test_’とします。)を入力し、インストール実行ボタンを押します。

次の画面で、サイトのタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを任意で設定し入力。ユーザー名とパスワードは、WordPress管理画面のログイン画面に必要です。WordPressをインストールボタンを押すと、ログイン画面→ダッシュボード(WordPress管理画面)が表示されます。

2-5. バリューサーバーから管理画面とサイトのURLの通知

WordPressを新規にインストールすると、バリューサーバーからWordPressの管理画面に入るためのログイン画面のURLとサイトのURLの通知がメールできます。

・管理画面へのログインURLは、http://www.xx.valueserver/www.xxxx.com.wp-login.php

・サイトURLは、http://www.xx.valueserver/www.xxxx.com

www.xx.valueserver/ の部分は、後で管理画面から削除できます。データ移転中は、www.xx.valueserver/ 付きのアドレスで正しく動作するか確認しながら進めていきます。

2-6. バリューサーバーに移転するWordPressファイルをインストール

1-1で保存したデータをFileZillaを使って、www.xxxx.com のフォルダにインストールします。

インストール前に、wp-config.php を開き、2-3で設定したデータベースの情報を書き換えて保存します。

define('DB_NAME', '2-3参照');
define('DB_USER', '2-3参照');
define('DB_PASSWORD', ‘2-3参照');
define('DB_HOST', 'localhost');

www.xxxx.com のフォルダには、新規のWordPressが入っています。wp-adminフォルダ、wp-contentフォルダ、wp-includesフォルダ、.htaccess、index.php、license.txt、ready.html、wp-activate.php、wp-blog-header.php、wp-comments-post.php、wp-config-sample.php、wp-config.php その他。これらを移転元からのデータ(1-1で保存したデータ)に置き換えます。

.htaccess の影響により、500エラー(Internal Server Error)になることがあります。この時は、

.htaccess を移行元からのデータではなく、

#BEGIN WordPress

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]

#END WordPress

と記載してみます。

2-7. バリューサーバーに移転するWordPressデータベースをインストール

1-2で作成した xxxx.sql をバリューサーバーのデータベースにインストールします。

バリューサーバー > データベース > MySQLの追加・編集 > インストール先のDB/ユーザー名の左の選択欄にチェック

PhpMyAdmin(MySQL管理)> ログイン

ユーザー名とパスワードに、バリューサーバー > データベース > MySQLの追加・編集 の、DB/ユーザー名とパスワードを入力し、ログイン。

ログイン > インポート > 実行ボタン

2-8. 2-4で設定した接頭辞’wp_test_’のデータベース削除

2-9. データベースの管理画面URLとサイトURLを変更

2-6でインストールしたデータベースの「移転元の接頭辞(例: wp0001_)options」の siteurl と home を、2-5で通知された、http://www.xx.valueserver/www.xxxx.com に書き換えます。admin_email は、2-4で設定したメールアドレスにします。

「移転元の接頭辞(例: wp0001_)options」行を選択し、該当の行の編集 > 書き換え > 実行ボタン

2-10. データベースのURL書き換え

Search Replace DB をwww.xxxx.comフォルダ(ドメインディレクトリ階層)にアップロード。フォルダをアップロードする時は、zipのままアップロードします。

DATABASE SEARCH AND REPLACE SCRIPT IN PHP

アドレスバーに、http://xx.valueserver/www.xxxx.com/Search-Replace-DB-master を入力し更新すると、設定画面が表示。replaceの右欄には、移転元のドメイン www.xxxx.com、withの右欄には、移転後のドメイン xx.valueserver/www.xxxx.com を入力、dry run ボタンを押します。下の部分に、change と赤く表示されたテーブル名を押すと、どのように置き換えられたかを確認できます。予定通りに置き換えられていたら、live run ボタンを押します。

2-11. 投稿内容の反映確認と、画像のURL書き換え

WordPressの管理画面にログインし、投稿、画像が表示されているかを確認します。

・投稿記事のURLが全て404エラー(Not Found)で表示されない場合は、設定 > パーマリンク設定 > 共通設定は変更せず > 変更を保存

・画像が表示されない場合は、プラグイン Search Regex などを使い、画像のURLを調べ、xx.valueserver/www.xxxx.com に置き換えます。ウィジット内のURLも確認します。

http://www.xx.valueserver/www.xxxx.com が、移転元のサーバーで運用中の http://www.xxxx.com と同じ内容になっているかを比較しながら、チェック。

2-12. バリューサーバーに移転したサイトをSSLサイトにする

バリュードメインhttps無料SSL Let’sEncrypt設定方法

のSSL設定を参照。バリュードメインのサイトでも、SSL証明書のインポートをします。

xx.valueserver/www.xxxx.com で予定通りに動作していたら、SSLサイトにします。2-10、2-11の手順に従い、xx.valueserver/www.xxxx.com を //www.xxxx.com に置き換えていきます。http: でも https: でも読み込むことができるようになります。(相対パス)

最後に、WordPress管理画面 > 設定 > WordPress アドレス (URL)と、サイトアドレス (URL)を https://www.xxxx.com にします。

設定後は、ブラウザによって表示が違いますが、セキュアではないと警告されてサイトが見られません。時間が経てば、見られるようになります。


3. バリューサーバーのIPアドレスで動作確認

バリューサーバーのIPアドレスでの動作を確認します。

Macの場合、ターミナルに

sudo vim /etc/hosts
移転先のバリューサーバーのIPアドレス xxxx.com

(IPアドレスは2-1参照、passwordはMacのログインパスワード、iで入力、保存はescを押して:wq)

https://www.xxxx.com をブラウザで読み込んでみます。


4. ドメイン管理会社の管理画面ですること

バリュードメイン以外で管理しているドメインを、バリュードメインに持ち込んで登録した場合、下記のようにドメイン管理会社の管理画面でネームサーバーを登録し直します。

プライマリネームサーバー NS1.VALUE-DOMAIN.COM
セカンダリネームサーバー NS2.VALUE-DOMAIN.COM
セカンダリネームサーバー NS3.VALUE-DOMAIN.COM

反映まで、約1-2日かかりました。


5. まとめ

hogehogeサーバーからバリューサーバーへのWordPressデータ移転(お引っ越し)後は、Chromeで読み込みエラーを見たりしていました。ドメイン名は変更しなかったので、ウェブマスターツールにご報告したり… 転送したり… そういうことはありませんでした。IPアドレスを変更しても、SEOに影響しないとマット・カッツさんもおっしゃっていたので、初めてのお引っ越しも安心でした。

バリューサーバー内でのプラン変更でも、移転作業は必要です。プラン変更をしてみたところ、ネームサーバーは同一なので、サーバーの切り替えがスムーズで、SSL証明書も移転できました。


6. 補足 バリューサーバーのプラン選択

データ移転前に行うバリューサーバーのプラン選択と変更は、バリュードメインからします。詳しくは、

バリュードメインhttps無料SSL Let’sEncrypt設定方法

サーバーの移転理由(動機)として、閲覧数が少なく、更新頻度も低めなので、サーバー代を安く抑えたい、逆に、閲覧数が多くなりそうなので、速く表示できるようにしたいなどがあります。バリューサーバーのプランは、このような移転理由に的確に対応し、わかりやすく選べます。

ブランの概要

  • まるっとプランは、バリュードメインでドメインを購入すると年額1727円から。初めてWordPressを使う方、バリューサーバーの機能を体験したい方に。
  • エコプランは、年額2160円。エコプラン以上のスペックのプランからお試し期間(10日間)があります。マルチドメイン数とサブドメイン数を合計25取得できます。データベースMySQLは、まるっとプラン同様1つです。閲覧数が多くなく、少数の複数サイトを運用し、サーバー代を抑えたい方に。
  • スタンダードプランは、年額4320円。ディスク容量はエコプランの2倍、マルチドメイン数、サブドメイン数、データベースMySQLはともに無制限。閲覧数が多く、複数サイトの表示を速くしたい方に。
  • ビジネスプランは、年額21600円。ディスク容量と最大ファイル数は、スタンダードプランの4倍になります。マルチドメイン数、サブドメイン数、データベースMySQLはともに無制限。快適に利用できる目安として、〜1500GB/月、〜1500万PV/月。容量、閲覧数を気にせずに表示の速さを追求したい方に。


  • 詳しいプランの説明は、バリューサーバー
    から。

    バリューサーバーとバリュードメインの管理画面は、使いやすいデザインに感じましたので、使い続けたいと思います。